日々の活動記録や、暇つぶしなどなど
新学年に突入してなかなか忙しい生活を送っています。
今回のネタは実は昨年度中にほぼ完成していたのですが、
原因不明の気になることがあってしばらく放置していました。
そこで先駆者でもあるnaruさんに質問したところ、解決したので簡単にブログ上で報告してみます。
概観表
概観裏
今回のプロジェクトの目的は秋月で売っている詳細不明の300円液晶に絵を表示すること。
詳細不明といっても
naruさん:http://naruken.cweb.tk/
xcrOSgS2wYさん:http://xcrosgs2wy.web.fc2.com/
のお二方のホームページさえ見れば確実に動かし方がわかります。
動かし方がわかってもこの液晶にはいくつか問題点がありまして…
1.メモリ(バッファ)を内蔵していないので、常に表示データを送り続けなくてはならない
2.液晶駆動電圧(±9~15[V])を外部から与えないといけない
3.コネクタが0.5mmピッチのFPC
4.一画素に付きRGB各色6bit、計18bitの操作が必要
5.フルカラーフル解像度のビットマップデータは100KB近い。
などとなっています。
取り合えず今回は動かしてみるのが目的なのでフレームレートは欲張らないで行くことにしました。
そのためマイコンには使い慣れたAVRからATmega644Pを選択しました。
644Pは最近秋月で扱いを始めた20MHz動作のフラッシュ64MB、48Pinマイコンです。
フル解像度のデータはフラッシュに保存できないので、横を半分にして引き伸ばして表示さぜることでごまかしています。
あと開発を楽にしたかったので電源はUSBから取ることにしました。
そのため液晶駆動電圧である±12Vを作らなくてはなりません。
負電源はLTC1144で作るのが一番簡単なのがわかっているので採用。
しかしLTC1144を使うとなると正電源は倍の電流容量が必要になります。
最初はMAX662で簡単に済ませようかと考えていましたが、それだと電流が足りず。
ということで今回初めてNJM2360というICを使ってみました。
これは新日本無線のICで発振回路やスイッチング素子で構成されるスイッチング電源用ICです。
これワンチップにコイルと抵抗、コンデンサ、ダイオードをつけてやれば簡単に昇圧・降圧・反転回路が組めます。
今回は5Vから12Vに昇圧するように設定して使っています。
いやぁ便利なICを知ったもんだ。ぜひ秋月でも取り扱ってほしいんだけどなぁ。
ちなみに秋葉原の鈴商で300円、サンエレクトロで100円。
基板拡大表
左隅の部分が液晶駆動電圧の生成回路。
そして一番の問題であるFPCコネクタ。
これも上記のサイトから日米通商でコネクタとケーブルを買えるという情報をゲットしていたので楽チン…
と思いきや、日米ではコネクタしか残っていませんでした。
ケーブルは売り切れ。
ということで秋葉で捜し歩いた結果、CoCoNetでようやく見つけました。
70mmで480円。たけぇぇぇ。
ちなみにほかにもいろんな長さがありましたが0.5mmピッチはすべて480円。
たけぇぇぇぇぇ
日米だと30円くらいだったはずなのに…
で、コネクタですが半田付けに苦労しました。
最初はコネクタに直接UEW線を半田付けしようと考えてましたが、
コネクタの足が短すぎてどうしてもうまくいかない。
悩んでたらChanさんのページにてサンハヤトのストライプ基板なるものを知る。
で早速利用しました。
これのおかげで足を延長したような効果が得られ簡単に半田付けできました。
基板拡大裏
コネクタ部分拡大
一箇所ブリッヂしてますが、意図的です。
後コネクタは40pinしか手に入らなかったので、ケーブルも40pinとし、液晶側を切手対処してます。
そんな感じで回路を準備してプログラムをちゃちゃっとでっち上げて表示させてみたのがこれ
うん。なかなか、というかかなりきれい。初めて表示できたときはものすごく感動しましたよ。
それでもリフレッシュ速度が毎秒7回程度なのでそこそこにフリッカーが目立つ。
けど、液晶裏の半固定抵抗とコントラスト?端子の調整でだいぶ目立たないようになります。
しかし…
現状ではデータを読み込んでひたすらポートに吐き続けるだけのものなので、表示に動きをつけることができません。
20MHz動作のAVRではさすがにこれ以上は無理かなと。
やっぱりPLDでフレームバッファ作って動かしてみたいな。
ということで12号館で加工が終わってひと段落したので記事を書いてみました。
そのうち自分のホームページにもまとめてアップしたいと思います。
08/05/12追記
本家のほうにまとめました。
秋月カラー液晶の実験
とかいいつつ、現時点ではまだ完成しきってませんが…
今回のネタは実は昨年度中にほぼ完成していたのですが、
原因不明の気になることがあってしばらく放置していました。
そこで先駆者でもあるnaruさんに質問したところ、解決したので簡単にブログ上で報告してみます。
概観表
概観裏
今回のプロジェクトの目的は秋月で売っている詳細不明の300円液晶に絵を表示すること。
詳細不明といっても
naruさん:http://naruken.cweb.tk/
xcrOSgS2wYさん:http://xcrosgs2wy.web.fc2.com/
のお二方のホームページさえ見れば確実に動かし方がわかります。
動かし方がわかってもこの液晶にはいくつか問題点がありまして…
1.メモリ(バッファ)を内蔵していないので、常に表示データを送り続けなくてはならない
2.液晶駆動電圧(±9~15[V])を外部から与えないといけない
3.コネクタが0.5mmピッチのFPC
4.一画素に付きRGB各色6bit、計18bitの操作が必要
5.フルカラーフル解像度のビットマップデータは100KB近い。
などとなっています。
取り合えず今回は動かしてみるのが目的なのでフレームレートは欲張らないで行くことにしました。
そのためマイコンには使い慣れたAVRからATmega644Pを選択しました。
644Pは最近秋月で扱いを始めた20MHz動作のフラッシュ64MB、48Pinマイコンです。
フル解像度のデータはフラッシュに保存できないので、横を半分にして引き伸ばして表示さぜることでごまかしています。
あと開発を楽にしたかったので電源はUSBから取ることにしました。
そのため液晶駆動電圧である±12Vを作らなくてはなりません。
負電源はLTC1144で作るのが一番簡単なのがわかっているので採用。
しかしLTC1144を使うとなると正電源は倍の電流容量が必要になります。
最初はMAX662で簡単に済ませようかと考えていましたが、それだと電流が足りず。
ということで今回初めてNJM2360というICを使ってみました。
これは新日本無線のICで発振回路やスイッチング素子で構成されるスイッチング電源用ICです。
これワンチップにコイルと抵抗、コンデンサ、ダイオードをつけてやれば簡単に昇圧・降圧・反転回路が組めます。
今回は5Vから12Vに昇圧するように設定して使っています。
いやぁ便利なICを知ったもんだ。ぜひ秋月でも取り扱ってほしいんだけどなぁ。
ちなみに秋葉原の鈴商で300円、サンエレクトロで100円。
基板拡大表
左隅の部分が液晶駆動電圧の生成回路。
そして一番の問題であるFPCコネクタ。
これも上記のサイトから日米通商でコネクタとケーブルを買えるという情報をゲットしていたので楽チン…
と思いきや、日米ではコネクタしか残っていませんでした。
ケーブルは売り切れ。
ということで秋葉で捜し歩いた結果、CoCoNetでようやく見つけました。
70mmで480円。たけぇぇぇ。
ちなみにほかにもいろんな長さがありましたが0.5mmピッチはすべて480円。
たけぇぇぇぇぇ
日米だと30円くらいだったはずなのに…
で、コネクタですが半田付けに苦労しました。
最初はコネクタに直接UEW線を半田付けしようと考えてましたが、
コネクタの足が短すぎてどうしてもうまくいかない。
悩んでたらChanさんのページにてサンハヤトのストライプ基板なるものを知る。
で早速利用しました。
これのおかげで足を延長したような効果が得られ簡単に半田付けできました。
基板拡大裏
コネクタ部分拡大
一箇所ブリッヂしてますが、意図的です。
後コネクタは40pinしか手に入らなかったので、ケーブルも40pinとし、液晶側を切手対処してます。
そんな感じで回路を準備してプログラムをちゃちゃっとでっち上げて表示させてみたのがこれ
うん。なかなか、というかかなりきれい。初めて表示できたときはものすごく感動しましたよ。
それでもリフレッシュ速度が毎秒7回程度なのでそこそこにフリッカーが目立つ。
けど、液晶裏の半固定抵抗とコントラスト?端子の調整でだいぶ目立たないようになります。
しかし…
現状ではデータを読み込んでひたすらポートに吐き続けるだけのものなので、表示に動きをつけることができません。
20MHz動作のAVRではさすがにこれ以上は無理かなと。
やっぱりPLDでフレームバッファ作って動かしてみたいな。
ということで12号館で加工が終わってひと段落したので記事を書いてみました。
そのうち自分のホームページにもまとめてアップしたいと思います。
08/05/12追記
本家のほうにまとめました。
秋月カラー液晶の実験
とかいいつつ、現時点ではまだ完成しきってませんが…
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はじめまして
naruさんのところのサイトで見てから
あちこちをめぐっています。
たしかにcoconetのフレキケーブル480円は高いですね。
しかも、40ぴんー通常2,53ミリ変換基盤を買うとはんだ付けしなくても変換できる、しかし、それが1980円。
300円の液晶なのにと、本体より、がわの費用がばか高なのが悩み。
ちなみに、フレキケーブルはジャンクのCDDについていた100円のケーブルを使いまわせるのではないかと2つ買いました。
日米は確かにありませんでした。かなり有名なので店頭ですぐ品切れなったみたい。
あとは、0,5ピッチー>2.53ぴっち変換を1980円出すか、はたまた、ジャンクで見つけるか考えています。
ELMさんのところで、LCDドライバ(エプソン製)がかなり使えるのではないかと見ました。しかし、まだ、技術レベルが。。
あちこちをめぐっています。
たしかにcoconetのフレキケーブル480円は高いですね。
しかも、40ぴんー通常2,53ミリ変換基盤を買うとはんだ付けしなくても変換できる、しかし、それが1980円。
300円の液晶なのにと、本体より、がわの費用がばか高なのが悩み。
ちなみに、フレキケーブルはジャンクのCDDについていた100円のケーブルを使いまわせるのではないかと2つ買いました。
日米は確かにありませんでした。かなり有名なので店頭ですぐ品切れなったみたい。
あとは、0,5ピッチー>2.53ぴっち変換を1980円出すか、はたまた、ジャンクで見つけるか考えています。
ELMさんのところで、LCDドライバ(エプソン製)がかなり使えるのではないかと見ました。しかし、まだ、技術レベルが。。
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・HPA&Analog vol.6冊子版
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